ビタミンは、私たちが生きていくためには必要な栄養素です。
ビタミンにも様々な種類がありますが、その中にビタミンDがあります。
このビタミンDは子宮筋腫にも影響を及ぼすことが分かってきております。
女性を悩ます子宮筋腫を患う方は増加傾向にあり、40歳以上では4人に一人が筋腫持ちとも言われております。
しかし、命に直接関係しないからと、放置を決め込んでおられる方も少なからずおられますが、米国、国立環境衛生科学研究所の研究によると、血液中のビタミンDの濃度が十分な女性と足りていない女性を比較した場合、濃度が足りていない女性は濃度が十分な女性の32%も子宮筋腫のリスクが高くなっていると言う報告がありますから、筋腫を患う方にとっては吉報と言えるでしょう。
更年期になると子宮筋腫もゴム風船が萎むのと同じように小さくなるのが一般的ですが、更年期まで生理痛を始め、腰痛、頻尿、下腹部痛と言った症状に悩まされ続けることを考えると、手術を含めた何らかの手を打つことも視野に入れるべきかも知れません。
またビタミンDが子宮筋腫に良い影響を与えるのであるなら、ビタミンDについて詳しく知り、対処することは賢い選択の一つになるのではないでしょうか?
ビタミンDを含むビタミン類は次のような種類と性質を持ちます。
ビタミン類とビタミンD
水に溶ける水溶性のビタミンが9種類、油に溶ける脂溶性のビタミンが4種類あり、合わせた13種類のビタミンのどれか一つでも減少したり、無くなってしまった場合には、体に様々な不都合やトラブルが生じてきますから、日々摂ることを求められます。
体内に溜められない水溶性ビタミンは水に溶けやすく、且つ尿として排出されやすいため、毎日摂るようにしなければ、不足する事態に陥ります。
一方、脂溶性ビタミン水には溶けずに油に溶け、且つ体内に蓄積できることから、不足することは少ないとも言えるでしょう。
< 水溶性ビタミン >
水に溶けるビタミンは次の9種類になります。
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンB12
・ビタミンC
・ナイアシン
・パントテン酸
・葉酸
・ビオチン
< 脂溶性ビタミン >
油に溶けるビタミンは次の4種類になります。
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンE
・ビタミンK
一般的な普通の食事をし、偏った食生活をしなければビタミンDは食べ物から体内に取り込まれますし、余った場合は蓄積されますから意識してサプリメントなどから摂る必要はないでしょう。
もちろんビタミンDは脂溶性ビタミンになりますから、油と一緒に摂ることで体内に取り入れやすくなります。
まとめ
日焼けすることで体内でビタミンDが作られることは皆さんご存知のことでしょうが、肌への紫外線の影響を考える女性は、多少サプリメントの利用も良いかもしれません。
しかし、ビタミンDの過剰摂取は腎臓機能を低下させ、尿毒症を発症させるる恐れがありますから、十分注意して摂るようにしてください。
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