脇を揉むと肩こりが良くなったり、小顔になるなどの効果がありますが、取り分け注目すべき点は子宮筋腫の改善が見られた、消失したと言う点ではないでしょうか。
体の全ては、あらゆる部位と繋がっていますから、脇を揉むことによって筋腫が改善することも有ると言うことです。
それでは脇を揉むと言うことは、どう捉えるべきなのでしょう。
順を追って説明していきます。
脇
脇の下の凹みは腋窩(えきか)と呼ばれ、頸部、胸部と上肢を繫ぐ血管やリンパ管、さらに神経も通っており、腋窩リンパ節もあります。
腋窩には太い動脈があるため、脇の温度を測れば体温と同等の値を示すことになります。
腋窩リンパ節
リンパ節はリンパに入り込んだ細菌や病原体、異物などを取り除いてくれます。
ですから乳がんの場合などでは、腋窩リンパ節で取り除かれたがん細胞を放置するとがん細胞が拡散し、がんが転移する恐れがあるため脇のリンパ節、つまり腋窩リンパ節を手術で取り除く腋窩郭清(えきかかくせい)が行われるのです。
それでは取り除かれたがん細胞以外の病原体はどうなるのでしょうか?
リンパ節で捕まった細菌や病原体、異物などはリンパ球や白血球が食べるなどの処理をしてくれるのです。
脇を揉む
脇を揉むと言うことは、腋窩リンパ節をマッサージすると言うことになります。
リンパ液の流れるリンパ管には弁が無いため、滞りがちになります。そうなるとリンパ液に混入している病原体の処理が疎かになり、むくみや肩こりと言った弊害が生じてきます。
ですから、リンパ節を揉むことでリンパ液の流れが滞ることが無くなり、体のトラブルが減少することになります。
さらに、脇を揉むことで動脈の流れが活発になり、自ずと体温も上昇傾向になって行きます。
リンパの流れと体温
体温が温まると血行が良くなるのはご存知のことと思いますが、リンパの流れが良くなると体温も上昇します。
つまり、脇を揉むことでリンパの流れが改善して体温が上昇する。さらに血行も良くなりますから、体の様々なトラブルの解消に繋がることになります。
低体温と子宮筋腫
昔と比べると、現代は体温の低下が著しいと言われております。
がんの発症は体温が低いほど高いととも言われております。
がん細胞が活発になるのが35度位ですから、子宮筋腫が良性であろうと低体温は腫瘍の働きを活性化させていると考えると、低体温の女性の増加と共に子宮筋腫も増加しているのは、納得の行く事象なのです。
さらに、低体温が女性ホルモンの分泌を乱すことで正常な排卵が行われなくなり、その見返りに子宮筋腫が起こるとも考えられるのです。
まとめ
以上のことから脇を揉む、脇をマッサージをすることで低体温から抜け出すことができれば、子宮筋腫の発生を抑えることが可能かも知れないと言うことです。
もちろん、がんの発症も少なくなるのではないでしょうか?
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