子宮筋腫の不安
成人女性の20~30%の方にあると言われる子宮筋腫。
女性なら誰でもこの不安は持っているものです。
特に顕著な症状もなく、痛みも伴わないために筋腫が
大分大きくなってから、婦人科検診、妊娠時における検診で
見つかるケースが多いようですし、
子宮筋腫が見つかった時、目の前が真っ暗になった
という方も多いと思います。
つい最近までは子宮筋腫と言えば手術。
これしかありませんでした。
成人女性で手術をした事があるとい方の多くは
帝王切開か子宮筋腫の手術。
それくらい子宮筋腫と手術は切っても切れないくらいの
関係になっています。
「手術なんかしたくない!」
「お腹を切りたくない!」
と言う方が殆んどと思います。
縦切り、横切り 切開方法においては
「縦切りだと水着が着られなくなるから嫌!」
「横切りは傷が目立たないのでお勧め!」
という話が聞かれます。
しかし、
一番のお勧めは手術をしない事なのです。
「親から頂いた身体を傷つけたくない!」と
おっしゃる方も、また、手術後の合併症、再発等を
苦慮している方もいらっしゃいます。
なにぶん、医療技術が如何に発達しても、
技術を使いこなすのは人間である以上、
100パーセント完璧はあり得ないと思ったほうが
良いでしょう。