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子宮筋腫で困っていらっしゃる方々のささやかな力になりたいと思います。
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ポッコリお腹は子宮筋腫?



自分の体形は分かり難いものです。

スパや銭湯に行った時などは、しっかり自分の体型をチェックできるのですが、ご家庭ではお風呂の鏡が小さいことから、体全体を充分見ることができなく、まして横からは見られ無いと言うこともあり、お腹をチェックできないと言う方も多いのではないでしょうか?


ママ友やご近所の親しい方などから、ポッコリした下腹部を見られて「赤ちゃんできました?」などと尋ねられる方は少ないと思いますが、まじまじと見られた場合は妊娠していると勘違いされていることもあるでしょう。

ですから、お腹がポッコリしているか否かを日頃からチェックを怠らないようにし、膨れている場合は早期に原因を特定するのが得策と言えるでしょう。


女性のお腹がポッコリしている時に一番疑われるのが妊娠なのですが、自分には関係ない!としたら、その他の原因としてはどのようなことが考えられるでしょう?


ポッコリお腹の原因


妊娠していない!

でも、お腹がポッコリしている場合は便秘の影響により、お腹が膨れていることも考えられますから、便秘がちの方はお通じの状態をチェックした方が良いでしょう。

便秘でお腹ポッコリの方は繊維の多い食物を日々摂取するようにし、お通じの改善を図るようにしましょう。


妊娠はしていない!

便秘もしていない!


そうなると・・・
やはりお腹に脂肪がたまったことにより、ポッコリお腹になったと考えるのが普通のことなのです。

喰う寝る日々でお腹がポッコリしている場合は、早期にダイエットに取り組むことで、ペチャンコお腹を綺麗な元の体形に戻すことも可能となるでしょう。


しかし、時には女性特有の病気が原因でお腹がポッコリしていることも考えられるのです。


30歳以上の女性の30%に見られる子宮筋腫が原因で、お腹がポッコリしていることもありますから、妊娠していない方で便秘もしていない場合は、この子宮筋腫によりお腹が膨れていることも十分考えられるのです。


お腹ポッコリは子宮筋腫?


子宮筋腫は40代が多いのですが、50代になられて閉経を迎える辺りから徐々に減少を始めることから、女性ホルモンのエストロゲンの関りが指摘されているのです。


ですから、30歳を迎える頃からお腹ポッコリが気になりだした時には、子宮筋腫を疑うことも必要なのかも知れませんね。


もちろん、妊娠をしていない、便秘をしていないことが前提になるのは言うまでもありません。


ポッコリお腹の子宮筋腫に現れる症状


ポッコリお腹に次のような症状が現れている場合は、子宮筋腫の疑いがますます強いと言えるでしょう。


● 月経量が多くなる

● 月経時に血塊が出る

● 不正出血がある

● 頻尿になる

● 便秘になる

● 腰痛が起こる

● 下腹部がポッコリする

● 妊娠し難い


このような症状が見られた場合は子宮筋腫の疑いがあるのですが、症状が認められない場合も少なからずあります。

太っている女性は、お腹がポッコリしている感覚は少なく、妊娠や便秘していることさえ体形が分かり難くしてしまいます。

ですから子宮筋腫をご自分が患ってたとしても気づき難くなるので、現われて来る症状に十分注意しないと、筋腫は更に大きくなる恐れがあるのです。


こういった症状が子宮筋腫に現れて来るのですが、子宮筋腫にも種類がありますので、症状にも若干の違いが見られます。


子宮筋腫の種類


● 漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)

・ 子宮の外側に出来る筋腫。
・ 大きくなるまで気づき難い。
・ 近くの臓器を圧迫し、便秘や頻尿を起こす。


● 粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)

・ 子宮の内部に向かう筋腫。
・ 月経量が増加する。
・ 貧血や月経痛が激しくなることもある。


● 筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)

・ 子宮の筋肉内部に出来る筋腫。
・ 筋腫が沢山出来やすい。
・ 子宮内の変形で過多月経が起こる。


このように子宮筋腫は3種類あるのですが、1種類の筋腫だけが出来ると言うのではなく、漿膜下筋腫と粘膜下筋腫、あるいは粘膜下筋腫と漿膜下筋腫などのように、2種類、3種類の筋腫が出来ることも稀ではないのです。

いろいろな種類の筋腫が複数出来るのを「多発性筋腫」と言いますが、複数混ざることで症状も複雑になってきますから、症状のみで発生している筋腫の種類を特定することは困難と言えるでしょう。

ですから、子宮筋腫とみられる症状が1つでも現れた時には、早期に医療機関を受診した方が賢明と言えるでしょう。


また、お腹ポッコリには直径20cm以上になることもある卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)の可能性も否定できませんから、子宮筋腫と合わせて検査をする必要があるでしょう。


卵巣嚢腫が気に掛かる方もおられると思いますので、下記に症状を記しますが、小さい時には症状が現れないことが多く、5~6センチのコブシ大の大きさになってから症状が現れ始めます。

< 卵巣嚢腫の症状 >

● 下腹部がポッコリする

● 頻尿になる

● お腹が張る

下腹部に激痛が現れる


7センチ以上の嚢腫は茎捻転を起こす危険性があるので、摘出手術が行われることが多いようです。


子宮筋腫、卵巣嚢腫のいずれも、女性特有の病気に変わりはありませんから、病気が特定された場合は早期に対処する必要があるのですが、子宮筋腫は命に関わる恐れはありません。

まとめ


兎にも角にも、お腹ポッコリは余り良い体形とは言い難いですから、元の整った状態に戻す取り組みをした方が良いかも知れません。

ダイエットなどをしてもポッコリお腹が改善されない場合は、女性特有の病気の症状に留意し、気になる症状が認められた場合は、婦人科などの医療機関で診てもらった方が良いでしょう。

万が一、生活に支障が出ている子宮筋腫や卵巣嚢腫が見つかった場合は、手術で摘出する処置を取る必要があるのです。

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