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子宮筋腫で困っていらっしゃる方々のささやかな力になりたいと思います。
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子宮筋腫が見つかった時の選択肢



子宮筋腫は女性特有の病気としては、最もポピュラーと言っても良いでしょう。

それくらい多くの女性を悩ませていますが、悪性の腫瘍でないことから、乳がんのイメージと違って「子宮筋腫=死」というイメージは、現代ではほとんど見られません。


子宮筋腫が良性の腫瘍ということから、最も安易な選択肢である「放置」を選ばれる方も少なくないようです。

しかし、放置による様々な症状に悩まされることになることも否定できません。

子宮筋腫の処置としては、「手術」、「薬物療法」、「子宮動脈塞栓術」が一般的な処置となるでしょう。

筋腫の大きさによって、どのような処置をとるのがベストなのでしょう?


手術の必要がある筋腫の大きさ


筋腫が診察で見つかって場合、どれくらいの大きさで何個あるかを医師から告げられるでしょうが。

急を要するほど生活に支障がでている場合は、早期に手術をすることになるでしょう。
しかし、それ以外では経過観察の処置を取られるのが普通です。

・生活に支障がある症状
貧血、月経痛、腰痛、下腹部痛、頻尿、便秘、排尿障害、不正出血など

手術をする筋腫の大きさ
医師にもよりますが、普通は筋腫の大きさが「10センチの握り拳」を超えたら手術の必要があると言われています。

しかし、筋腫1個の大きさが「握り拳」を超えていない場合、つまり筋腫が数個あって、筋腫の容量の合計が握り拳の大きさを超えた場合も手術の必要があると考えます。

筋腫の大きさをトータルで考えると、お腹の中の容量は一定で、筋腫が大きくなってくるので生活に支障が現れてきます。

医師の考え方にもよるでしょうが、筋腫全てを手術で摘出しないで、半分程度にする手術も考えられないことではありません。

長時間の手術に耐えられない場合は、短時間に済ます必要もあるでしょうし、筋腫を残しながら更年期に逃げ込みたい場合もあるでしょう。

子宮筋腫の手術では、子宮全摘出術以外では再発する可能性がありますから、十分考えて手術を選択する必要があります。


薬物療法を受けられる筋腫の大きさ


10センチを超えない筋腫の場合では、ホルモン剤を使用する薬物療法でも治療が行われますが、10センチを超えた時には手術療法を取られることが多くなります。

薬物療法のGnRHアゴニスト療法は、下垂体からのホルモン量を低下させ、卵巣から出る女性ホルモンのエストロゲンを減少させることで、筋腫の生育が止まります。

薬物療法での効果は期待できるが、薬の使用が連続6か月になるので、薬を休みと筋腫が元の状態に戻るという欠点があります。


子宮動脈塞栓術を受けられる筋腫の大きさ


子宮筋腫の大きさが10センチ以上、また症状から言って子宮全摘出の手術に当てはまる状態であっても、子宮を残したい希望の方の治療法の一つになるでしょう。

この子宮動脈塞栓術は筋腫への栄養を減らし、壊死状態にする治療法です。


更年期になると女性ホルモン・エストロゲンの分泌が低下して子宮筋腫を小さくしますから、手術を望まない方は如何に更年期に逃げ込むかが思案する点ではあります。




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更年期の子宮筋腫とアロマ



子宮筋腫は閉経後に小さくなっていく傾向がありますから、筋腫を持っておられる更年期の方は、少なからず摘出手術の心配からは解放されつつあるようにも思えます。


筋腫が大きい時には、他の臓器を圧迫して起こる腰痛や下腹部痛、頻尿、便秘などに悩まされ続けていたでしょうが、小さくなればこのような症状も消えつつある状況に安堵しているのではないでしょうか?


しかし、閉経したにも関わらず子宮筋腫が新たに出来てしまった、あるいは大きくなった場合は、お腹の中の筋腫は良性の腫瘍ではない可能性が出てきます。


稀ながら良性の子宮筋腫とは全く異なった悪性腫瘍の子宮肉腫や子宮ガンの可能性があります。


お腹に筋腫があるのに、さらに筋腫が出てきたりした場合は、慎重な検査が必要になります。


それでも子宮筋腫の摘出手術をして、初めて悪性腫瘍や子宮ガンと判ることがありますから、子宮筋腫を簡単に良性と判定することは難しいところでもあります。



更年期障害と症状


更年期の閉経が子宮筋腫に与える影響としては、筋腫を小さくするという長所がありますが、一般的に言って様々な更年期障害に悩まされている方が沢山おられるのが現実です。


更年期を迎える女性は、女性ホルモン(エストロゲン)が減少することによりホルモンバランスが崩れ、イライラ感や抑うつ感、ほてり、動悸、といった様々な症状が現れてきます。


個人差もありますが、毎日の生活が適切に送れない場合は病院での診察が必要かも知れません。



アロマで更年期障害を改善?


更年期障害をアロマで改善できると言いますから、アロマの持つリラックス効果を試してみてはいかがでしょう。


特に「イライラ感」や「抑うつ感」などの精神的な症状の緩和に効果が現れると言います。



更年期障害に有効なアロマオイル


アロマテラピーに用いられるエッセンシャルオイル(精油)には、様々な種類がありますから、ご自分の不調に合わせて使うと良いでしょう。


更年期障害は女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの崩れから来ますから、エッセンシャルオイルを選ぶ場合は女性ホルモンと同様の働きのあるものを選ぶようにします。


● ゼラニウム

・バラのような香りで更年期障害や生理痛、PMS(月経前症候群)、むくみに効果がある。


● クラリセージ

・甘い香りで更年期障害や精神的緊張を緩和する。


● イランイラン

・フローラル系の香りが更年期障害や生理痛、PMS(月経前症候群)、ストレスを緩和する。


● サイプレス

・森の香りが更年期障害や生理不順やPMS(月経前症候群)、イライラ感を緩和する。


●  ジャスミン

フローラルな香りで生理痛やPMS(月経前症候群)に効果がある。


● セージ(サルビア)

・薬草の香りのするサルビアは更年期障害や生理不順に効果がある。



エッセンシャルオイルを浴槽に数滴たらし使用するアロマバスやティッシュペーパーに数滴たらして持ち歩く方法はおすすめの使用法です。


また使い方により、エッセンシャルオイルはトラブルの元になりますから、・・・


・肌に直接付けない!

・飲まない!

・目に入れない!

・幼児に使わせない!


・・・ようにして下さい。


以上、更年期障害に効果が期待できるエッセンシャルオイルを挙げましたが、ご自分の好きな香りを使用するのが一番なのは言うまでもありません。



子宮筋腫に変性が起こった時はどうする?


子宮筋腫は、女性の一般的な病気としてご存知の方が多いと思いますが、「子宮筋腫の変性」については解からない方が多いようです。


筋腫を持っている方も持っていない方も、「変性」は気になるワードだと思いますので、変性について紐解いていきたいと思います。


子宮筋腫の変性とは、子宮筋腫が様々な状態の変化が起こることを言い、硝子化変性、水腫変性、粘性変性、赤色変性などになります。



そもそも変性が起こる原因は、筋腫が大きくなることで栄養が送られなくなる、つまり栄養不足や酸素不足によって細胞が壊死することよるものです。


細胞が壊死することは筋腫がなくなる!と考えがちですが、そうはいかないのが子宮筋腫なのです。


壊死した細胞ですから、体内から自然に排出されればいいのですが、残念なことに体内にそのまま居座り、子宮筋腫とは違った症状が現れたりします。


変性自体は特別珍しい事ではありませんので、普通は経過観察の処置を取られることが一般的になります。






変性の特徴



● 硝子化変性(しょうしかへんせい) 

子宮筋腫の変性の中で一番多いのが硝子化変性になります。

筋腫が大きくなり過ぎたことで、栄養や酸素が行き渡らなくなって細胞が壊死し、壊死したところがガラスのように固くななるのが硝子化変性と言います。


● 水腫変性(すいしゅへんせい)

筋腫内部に水が溜まるものを水腫変性と言います。


● 粘性変性(ねんせいへんせい)

硝子化変性が進み、筋腫内部が粘液状になる変性です。


● 石灰化変性(せっかいかへんせい)

閉経後の女性に見られる変性で、硝子化変性のように固くなりますが、こちらはカルシウムが沈着することで起こります。


● 赤色変性(せきしょくへんせい)

筋腫に栄養分を送る静脈が詰まり、筋腫内部に出血やうっ血が起こって赤褐色になる変性です。


このように、いろいろなタイプの変性があります。



筋腫が変性を起こしたことで症状にも変化が現れ、子宮筋腫のみの痛みより更に強い痛みが起こることも良くあります。


変性を起こした子宮筋腫は、細菌感染からの炎症が起こるリスクも高くなるようですから、痛みが継続する場合は医師に相談する必要があり、場合によっては摘出手術もあるでしょう。


また子宮筋腫の変性の症状が、悪性の子宮肉腫と判別付き難い場合は、筋腫の大きくなる早さなども一考し、手術を検討することもあるようです。



妊娠中に子宮筋腫の変性が分かった場合は、変性から来る痛みによる子宮の収縮が早まり、早産や流産の危険が高まりますから十分注意を要することになります。


子宮筋腫が見つかった以降は常にご自分の筋腫の状態を把握しておき、変性が起こった場合は早期に対応をする必要があるでしょう。




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