この絨毛がんは、妊娠性(妊娠に伴って起こる)のものと非妊娠性(妊娠に関係なく起こる)の2種類に分けられます。
その殆んどは妊娠性になります。
妊娠しますと、胎盤を形成する絨毛細胞ができますが、この絨毛細胞が妊娠が終わった後も体内に残って悪性に変化したもの、これが絨毛がんなのです。
ですから妊娠性のものは、妊娠したことがある女性にだけ発生します。
これは自然流産や人工妊娠中絶、早産、正常な分娩、子宮外妊娠など、あらゆる妊娠後に発生する可能性があるという事になります。
絨毛がんは、年齢に関係なく妊娠可能な女性に発生します。
閉経した女性と言えども発生する可能性は十分にあります。
妊娠は、全体的に若い女性が多いことから絨毛がんの発生数も自ずと若い女性に多くなるようです。
絨毛がんの最も多い症状としては、子宮からの不正出血になります。
これは、妊娠が終わった後の出血や月経以外の出血が当たります。
絨毛がんは他の臓器へ転移しやすく、その部位での出血で腫瘤を形成します。
肺転移が特に多いのですが、この場合には胸痛や呼吸困難、血痰、咳などの症状が出ます。
脳転移の場合は、頭痛や麻痺、意識障害、痙攣などが起きます。
腎臓転移の場合は血尿が出たりしますし、膣転移の場合は腫瘤が暗赤色となって出てきます。
異常を感じましたら、早期に産婦人科で受診して下さい。
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