卵巣のう腫とは、卵巣の一部にできた袋状の腫瘍内に分泌物がたまる病気です。
腫瘍の中に分泌物が溜まっている嚢胞性ものや硬いコブのような充実性に分けられます。
嚢胞性は良性で、充実性の方は ほとんど悪性で卵巣ガンの経路をたどるものもあります。
卵巣のう腫は、漿液性嚢胞(しょうえきせいのうほう)、粘液性嚢胞(ねんえきせいのうほう)、皮様嚢腫(ひようのうしゅ)、子宮内膜症性嚢胞(しきゅうないまくしょうせいのうしゅ)といった種類があります。
漿液性嚢胞(しょうえきせいのうほう)はサラッとした水のような液体が溜まる卵巣のう腫で、粘液性嚢胞(ねんえきせいのうほう)は粘り気のある液体が溜まります。
また、皮様嚢腫(ひようのうしゅ)は脂肪が溜まりますが、毛、歯、軟骨、骨などが含まれることもあります。
子宮内膜症性嚢胞(しきゅうないまくしょうせいのうしゅ)では、チョコレートのような液体が溜まります。
卵巣のう腫の症状は、一般的には無症状になります。ですから、婦人科検診や他の病気の検査で偶然に見つかることが多いということです。
治療方法としては、確かな基準はありませんが5cm位までは外来での定期的経過観察になるようです。
5cmを超える場合には、手術を考慮する必要があるようです。
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