線維腺腫
この病気は、20~30歳代の女性に多く見られる乳腺の良性のしこりです。
線維腺腫から乳がんに発展することは、ほとんどありません。
線維腺腫は、良性の乳腺疾患の中では乳腺症と並び頻度の高い疾患の一つです。
しこりは、小豆大の大きさからウズラの卵大が一般的ですが、鶏卵大になる事もあるようです。
また弾力性に富んで球や楕円の形をしていますが、硬いしこりです。
表面は滑らかですが周囲との境目は、はっきりしています。
乳腺の中でころころ動きますが、痛みはありません。
治療方法としては、局所麻酔での摘出になりますが、25歳以下の人は急ぐ必要がありません。
しかし、年、数回の定期検診を欠かさずに受けことが必要になります。
25歳を過ぎて発症した場合には、乳がんの可能性もありますので早めに摘出手術をした方が良いでしょう。
手術は、しこりを摘出するだけですので、皮膚を数センチ切開することになります。
この手術で乳房に変形を及ぼすような事はありません。